山陽日日新聞ロゴ 2004年5月11日(火)
日比崎町に
 『尾道迎賓館』オープン
   会議や研修、大学授業で活用を
大きな母屋
畳に座る市長ほか開館式列席者。出窓から庭園が見える
 (続報)昭和初期に市内有数の海産物問屋「田萬」
の邸宅として建造され、その後旅館として使われて
いた日比崎町の日本家屋を尾道市が改修、九日、
『尾道迎賓館』(多目的文化施設)の名称でオープ
ンさせた。
 宅地937平方mに建つ木造瓦葺き2階建ての館
は、1、2階ともに10畳と8畳の広間を中心に大小
の部屋で構成され、玄関そぱには洋室もある。広縁
には全て畳が敷かれてあり、昭和初期の粋を凝らし
た日本家屋の趣が今に伝わっている。
 1933年ごろの建造で、その後旅館「山水」と
して利用、1988年の廃業以降は空き家になって
いた。他に土蔵2棟、山林1325平方mを合わせて昨
年2月、所有者であった山本艶枝さんと山本裕子さ
んの姉妹が尾道市に寄付、秋から市が2千万円をか
けて、昔の面影を残しながら建物を改修、木々や灯
龍が美しい庭園の手入れを行った。
 施設は会議や来賓の休憩・接待、文化活動の研修、
尾道大学のセミナーハウスなどとして開放する。
 午前9時からの開館式には艶枝さんの夫、郁郎さ
んや各団体の代表ら30人が出席。亀田市長は「旅館
の時代に何度も来ては、羨ましいほどりっぱな家だ
なと思っていただけに、寄付の話しを頂いた時は驚
いた。迎賓館という高貴な名前にしたが、これから
は尾道の宝として利用方法を考え、市民にいろんな
ことに使ってもらいたい」とあいさつ。
 開館初日は茶道速水流の総会が行われ、16日と
17日には茶道淡交会尾道支部、続いて22日には
観光パートナー尾道の会が総会、秋には老人大学の
教室利用が決まっている。
利用について詳しくは尾道市(観光文化課が担当のようです)



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