山陽日日新聞ロゴ 2004年4月23日(金)
白樺美術館で油絵、山水画など25点
 発見された麗子像未完
  岸田劉生と岸田麗子二人展
ポスター
 久保3丁目、尾道白樺美術館で「岸田劉生と岸
田麗子二人展−発見された未完の麗子像−」が29
日から7月11日まで開かれる。
 油絵、山水画、水彩画など25点を展示。
 日本近代美術における最も有名な人物像ともい
える岸田劉生の「麗子像」の中でも、制作途中の
まま遺族の手元にあった「麗子未完」(タテ90.5
cmxヨコ60.2cm)=写真=を中心に愛娘麗子の作
品、また麗子の娘夏子の「二人麗子」も特別に出
品、岸田家三代にわたる画業と「麗子像」のもつ
魅力をふんだんに感じとれる構成となっている。
 このほか劉生の山水画「天地の乱気」や「歳寒
三友圓」、丹絵「麗子立像」、油絵「代々木風景」
など展示される。
 劉生は1891年(明治24)、東京生まれ。17
歳の時、白鳥会の洋画研究所に入り黒田清輝に師
事、穏健な写実を学ぶ。雑誌「白樺」を通しゴッ
ホやセザンヌなど後期印象派の作品を知り、大き
な影響をうけ、その後写実への要求が強まり、北
欧的な精密写実へと進んでいく。
 麗子は1914年(大正3年)、劉生の長女と
して生まれ、5歳頃から劉生が死亡するまで絵の
モデルをつとめ「麗子五歳之像」をはじめ麗子像
が数多く発表される。劉生に描かれ、芸術の創造
に立ち会った麗子自身も絵筆を執り、絵画制作を
始め、同時に挿絵、執筆活動もおこなってきた。
 入館料は一般800円、高校大学生700円、
小中学生500円。15人以上は一般700円、高
校大学生600円、小中学生300円。
 時間は朝9時〜夕方5時。火曜日が休館。
場所はこちらの「主な施設」「お」

転載責任者メモ:尾道白樺美術館の初代館長が岸田夏子さんでした。
        先日東京のテレビで、夏子さんが近況を語りましたが、
        八ヶ岳の見える清春白樺美術館のアトリエで、美しい
        満開の桜の絵を描いていらっしゃいました。清春白樺美術館は、
        一般客が観られる美術館と、絵を描く人のための丸い集合住宅
        のような建物があり、清春芸術村を構成しています。
        広い庭に大きな桜の木があります。高原の素晴らしい環境の中、
        美術鑑賞と喫茶などでゆっくりと。広い駐車場もあり、周辺も
        ドライブに最適なお薦め施設です。 情報


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