山陽日日新聞ロゴ 2004年4月16日(金)
閉館久しい
尾道城を市長、現地視察
 「行ったことがないので、この眼で」と
尾道城と市長
 尾道市の亀田市長は15日午前10時半すぎ、
千光寺山頂の尾道城を現地視察した。
 「実は、尾道城には1度も入ったことがない
ので、城からの眺望がどうなのか(パノラマ度)。
建物の構造がどうなのか」など全く知らないた
め急遽、現地視察となったもの。
 尾道城は、東京オリンピックの年の昭和39
年に、当時の金尾馨会頭が建設。一時期は多く
の観光客が入場したこともあったが、すでに閉
館されて久しい。
 何処から見ても″目立つ″存在だけに、事あ
るごとに『景観・文化論争』の火種になってい
た。
 近年では、旧赤軍派の重信房子が尾道城をバ
ックに撮した写真があり、宿泊先のホテルも含
めて″週刊誌ネタ″になったことがある。
 旧海岸商マーケット、積年の難題だった駅前
再開発を成し遂げ、長江口周辺の環境整備から
市役所周辺の美化。さらに、美術館のリニュー
アルや公園内の施設整備美化に金花園など南斜
面。加えて対岸の日立造船向島西工場のクレー
ンのライトアップなど、永年の『負の遺産』を
『正の遺産』に変えて、町づくりに生かしてき
た亀田市長にとって、次なる課題解決へ向けて
動き出したとみることができよう。
 古いものでも、不要なものは積極的に整理し、
逆に大切なものは手をかけてでも保存継承する
という「古いものを大切にする町づくり」の中
で、この尾道城がどう位置づけられることにな
るか?。
 しぱらくは市長の判断の行方に注目が集まる
ことになる。

転載責任者メモ:初めて行った時からあるので、私個人としては見慣れた
        シンボルと言えなくもないですが、しかし歴史有るお城では
        ない観光施設としての展望台ですから、それにしては目立ち
        すぎているのかもしれないという。公開で議論すべき時期が
        いよいよ来ているのは間違いないですね。
        社説"山陽余韻"にも壊して植栽などするか、城らしい外見を
        取り去って普通の展望台として活かす。あるいは、この建物を
        活かすアイデアのある人を公募するしてみては、など色々な
        考えが載っていました。何しろ展望だけは間違いなく良い場
        所ですから、議論するきっかけになればと。放っておけば
        老朽化するだけ。


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