山陽日日新聞ロゴ 2004年4月8日(木)
村上選油絵展
4月27日から5月3日まで天満屋福山店で
 幻の風景となった「尾道」
  路地や港、白の地中海やヨーロッパ
地中海や尾道の海岸
 白をペースに穏やかな地中海の風景や人々を明るく、
伸びやかに描いた第5回「村上選油絵展」が27日から
5月3日まで福山市元町、天満屋福山店6階美術画廊
で開かれる。
 向島町津部田、一水会会友、日展会友、村上選さん
の個展で、一昨年から昨年にかけて地中海のギリシャ、
チュニジア、フランスのノルマンディ、ベルギーとス
ケッチ旅行した風景画や椿、バラ、牡丹など静物画と
展示替えを含め約50点を出品。
 個展を開く前に評判を呼んでいるのが「尾道」(40F)
=写真右=。今はもう、消えてしまった福本渡船西側
の元海岸商の建物と海にせり出した雁木。尾道らしさ
を残す光景として市民や観光客らに愛された場所で、
今は『幻の風景』。
 「スケッチ旅行した地中海と違い、この尾道風景は
何十年にもわたり日常生活に溶け込んだ景色で愛着が
あります」(村上さん)。これまでも好んで描いてき
たという。
 「路地や港の敷石を描かせたら世界中探しても選さ
んの右に出る者はいまい」と脚本家・高橋玄洋さんに
言わしめた、選さんの真骨頂の作品が「サントリーニ」
(100F)=写真左=。馬に乗り、白い町並みを縫
うように走っている男性を力強いタッチで描いた大作。
白の建物に射し込んだ薄いオレンジの太陽光線が印象
的で地中海の風景と生活感がにじみ出ている。
 「今後、出かけたい所はイタリア半島の力力ト部分、
貧しいけどおおらかな自然が残っています」。
 今年は個展は1回。来年は日本の芸術最高のステー
タス、東京の三越本店で個展を開く。
場所は→



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