山陽日日新聞ロゴ 2004年4月2日(金)
詩情あふれる風景
 モノクロと彩色ペン画展
作品の前に立つ作者
 新浜1丁目、画廊喫茶・あすなろで「外山昇ペン画展」
が開かれ、訪れた人の目を楽しませている。15日まで。
 向東町出身の外山昇さん(51)が尾道や広島風景の最
近作をモノトーンのペン画と彩色ペン画で描いた24点を
展示している。
 ひときわ目を引いているのが50号の大作「入り船」。
尾崎漁港の漁船で漁の支度をする漁師や出入りの漁船、
背後に架かる尾道大橋と新尾道大橋を丁寧に彩色ペンで
描いた力作。半年がかりで仕上げた。
 「渡船のなかの渡船」は渡船の窓越しから見たスレ違
う渡船を描写した奇抜な作品。モノクロの「浄土寺境内」
は彩色とひと味違った雰囲気を醸し出していた。このほ
か比治山、太田川の水辺の風景など詩情に富んだ作品が
出品されている。
 「1本の線が多彩を制すモノクロペン画を今一度見直
すことによって色彩ペン画を豊かなものにしていきたい」
(外山さん)と話していた。
 外山さんは日本デザイナー学院で油絵やペン画を習い、
国際現代美術家協会展で都知事賞、00年には文部科学大
臣賞奨励賞を受賞し選考委員に推挙された。現在、パリ
S・N・B・A正会員、国際現代美術協会代表理事、同
協会広島支部長をつとめている。
場所はこちらの「お店」の「あ」



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