山陽日日新聞ロゴ 2004年3月26日(金)
本町センター街
尾道名物にぎり地蔵の製作体験
 尾道そぞろ銘路オープン
  襖や屏風など新作発表の空間に
店内の2人
 商店街の空き店舗を活用、洗練された表具と持光寺
名物のにぎり地蔵の製作体験をしてもらうユニークな
「尾道そぞろ銘路」が24日、オープン。町の話題を呼
んでいる。
 「尾道そぞろ銘路」は本町センター街、元洋品店
「ファクトリーなど」跡に向東町、表具処・軸源、津
口知幸さんのアンテナショップと店の所有者、高原九
年さんが観光客の旅の思い出に、尾道名物のにのぎり
仏を作ってもらい、にぎり地蔵もなかで一休みするユ
ニークな空間。
 35平方メートルの店内の壁、天井は白い帆布でおお
われ、落ち着いた雰囲気。
 津口さんは「あなたというオリジナルを表具する」
のテーマで古い着物を使ったアンティックな襖、帆布
仕立ての屏風、茶人・千利休の「茶の湯とは..」の格
言を中本桃水さんの手により描いた書にフィットした
オリジナル額。
 親交を結んでいる画家・高田三徳さんの洋画「無題」
をふちどるオリジナルフレーム、出し入れ自由な屏風
など津ロワールドの作品が展示されている。
 「新作を作ったら、まず初めに、このアンテナショ
ップに展示、皆さんの批評や意見を聴いてみたい」
(津口さん)と話していた。
 一方、中小企業大学校で街づくり、商品開発など講
師をつとめている高原さんは店内に粘土を置き、持光
寺名物のにぎり地蔵を観光客に作ってもらい、旅の思
い出作りを演出する。
 「にぎり仏は思いを込めて握れば願いが叶う、にぎ
り仏の中にメッセージを入れ、恋人や家族に思いを伝
えてもよいです」(高原さん)。観光客が作陶した、
にぎり仏は電気窯で焼き上げ、後日、郵送する。
 作陶のあと一服。お菓子はオリジナルな、にぎり地
蔵もなか。白樺美術館、吉井良三氏やシンガーソング
ライター、谷村新司氏の夫人らがお気に入り。
 高原さん、津口さん2人とも「楽しく、面白く、タ
メになる空間にしていきたい」と張り切っていた。
 〔写真はオープンした「尾道そぞろ銘路」。左が高
原さん。右が津口さん〕
場所はこちらの「お店」の「お」



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