山陽日日新聞ロゴ 2004年3月20日(土)
市立美術館で
19世紀フランス絵画の流れを
 印象派の巨匠カミーユ・ピサロ
  「森野はずれ」
 尾道市立美術館は20日、リニューアル・オープン
1周年を記念して「印象派の巨匠カミーユ・ピサロと
オワーズ川の画家たち展」を開幕する。4月25日ま
で。
 今回東京と尾道、静岡県浜松市の国内3か所だけの
展覧会。ピサロや息子のリュシアン・ピサロ、パリの
北部でセーヌ川の支流・オワーズ川沿いの地方で活躍
した画家30人の油彩、水彩、素描、版画など107
点を展示する。バルビゾン派から印象派、新印象派へ
と展開する19世紀フランス絵画の流れが見て取れる。
 カミーユ・ピサロ(1830〜1903年)はブー
ダンやドービーニらとともに早くから光や動きをとら
えようと、印象派の手法を開花。オワーズ川沿いの穏
やかな田園風景を好んで描き、ここには印象派や続く
世代の画家たちが多く集った。セザンヌやゴーギャン
に慕われたピサロは晩年、円熟した印象派の技法で間
近な田園風景、高い視点からパリの街を描き続けた。
 観覧料は大人千円、大学・高校生8百円、中学・小
学生5百円。月曜日が休み。
 期間中、27日午後2時から会場で、島田紀夫・実
践女子大学教授による特別講演会を開く。
 次回、1周年記念の第2弾は4月29日から6月20
日まで、「ヴェネツィアの光と影−イタリア絵画の
400年」を予定している。
 (=写真の作品はカミーユ・ピサロ「森のはずれ」
1878年)。
場所はこちらの「主な施設」「お」



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