山陽日日新聞ロゴ 2004年3月4日(木)
国宝の寺浄土寺で
第2弾「世界遺産パネル展・日本編」
 阿弥陀堂外陣も舞台に
  世界遺産に相応しい幽玄さを演出し
浄土寺本堂前ユニセフの礼状
切手展示
 尾道市東久保町、国宝の寺真言宗浄土寺(小林海暢
住職)で3日から、世界遺産パネル展の第2弾「守ろ
う!!地球のたからもの 尾道のたからもの」を謳い文
句にして「世界遺産日本編」の展示が始まった。
 今年度から尾道市が着手した「世界遺産をめざして・
尾道」の新事業。先にしまなみ交流館で「世界遺産パ
ネル展世界編」と「切手に見る世界遺産」を展示した
が、これに続く第2弾。
 3日(水)から彼岸の21日(日)まで展開される。入
場料は無料だが、今回は全寺城が国宝の浄土寺を舞台
におこなわれるため、通常の拝観料(大人500円、
高・大生250円、中以下は要保護者で無料)は必要
になる。
 浄土寺山門入口の掲示板には、同寺が1か月90食
のうち1食分を節約して恵まれない人のために喜捨し
た奉仕に対するユニセフからの礼状等が掲示され、同
じ国連のユネスコ(世界遺産)に繋がる舞台に相応し
いことを教えてくれている(写真右横)。
 また、山門正面の本堂前には、今回のパネル展の案
内板を設置している。(写真左)。
 正面に向かって左側の客殿の方が入り口で、21枚
の日本展のパネルとユネスコ協会製作のビデオ、それ
に今回も天野安治さんの協力を得て「切手にみる世界
遺産・日本編」のコレクションを展示している(写真
下)。
 さらに、「軒反り」の美しさが日本一と言われる阿
弥陀堂の外陣に、写真家村上宏治さん撮影の「尾道の
文化財としまなみ海道」の写真パネルを展示している。
 古寺特有の薄暗い幽玄の世界の中で、世界遺産のパ
ネルが展示されている様は、一般の会場で観るのとは
全く異なる雰囲気を醸し出しており、折角の機会なの
で、市民にも大勢観覧して、国宝の寺の価値を市民か
ら知ってほしいと尾道市では呼びかけている。
 初日の3日は午前9時すぎに、埼玉からの中年女性
の観光客3人が拝観に訪れ、堂内を案内されながら阿
弥陀堂内でのパネル展示に感嘆しながら観入っていた。
 駐車場は北隣りの旧筒湯小グランドが利用できる。



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