山陽日日新聞ロゴ 2004年1月24日(土)
「発見・栗原」11号発行
 遠い昔の尾道鉄道もの語り
 創立130周年の記念式典と祝賀も無事すませた市立
栗原小学校。あとは3月初旬の「タイムカプセル&植樹」
のイベントだけとなった。このタイムカプセルは20年後
の創立150周年で発掘する計画。20年後と言えば6
年生児童は30歳を過ぎた立派な大人となり、中には栗
原小の先生になっているかもしれない。
 栗原教育を受けて育った子は皆な立派な大人になって
いる。20年後に発掘する日が楽しみ。先生達も全員の
顔が揃う20年後。ところで、栗原小学校130周年実
行委員会が発行している「発見・栗原」東義徳校長先生
の創立130周年Q&Aの第11号がこのほど発行され
た。
 11号は「おじいちゃんが、昔、栗原に電車が通って
いたと言うたよ」のQ。これに対して東校長が「本当で
す。40年前まで、学校の前を尾道鉄道の電車が通って
いたんですよ」のA。東校長もたまに電車で通学してい
た。美ノ郷町白江の「遊亀橋」から乗って栗原の「宮ノ
前」で降りていた。
 沿線はほとんど田んぽ。栗原小は木造校舎だった。今、
栗原で尾道鉄道の跡を見つけられるのは、栗原中方面か
ら流れてくる川と栗原本通りが交わる地点付近に、当時
の鉄橋の台の跡があるぐらい。大正14年に開業。尾道
から御調郡の「市」まで運転。昭和32年に木ノ庄町の
「石畦」から「市」の間が廃止され、39年には全線が
廃止―と、のどかだった昔、電車が走る写真やJR尾道
駅西にあった「西尾道」駅から地方事務所前、青山病院、
宮ノ前、栗原、尾道高下、三美園、三成−など、終着駅
は始発駅でもある市までの各駅と、スイッチバックの諸
原駅の跡、まだ残っているトンネル、ホームの跡がある
畑、今は中国バスのターミナルとなっている市駅など懐
かしい写真を配した今回。栗原の古老の人達は第11号
を見て、その昔を憶い出し「昔はえかった」と懐かしん
でいるのでは?。

転載責任者メモ:残ったトンネルが今は舗装されていて歩いて通れます。車で行けば
        駐車して見学できます。
        (尾道の町から歩いていける距離ではありません。登りがきついの
        で自転車でも無理)
        県近代化遺産にも指定。関連記事


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