山陽日日新聞ロゴ 2004年1月9日(金)
新年恒例
 熱さこらえて招福願う
  西國寺で柴燈護摩「火渡り」修行
煙の中を次々に歩く
 西久保町、真言宗大本山西國寺(麻生章雄住職)で8日
午前、新年恒例の「柴燈護摩火渡り修行」が営まれ、1年
の家内安全や無病息災、福寿円満を願う大勢の参詣者らが
訪れた。
 元旦から続けてきた吉祥護摩修行の結願となる法要で、
山伏姿の行者が吹き鳴らす法螺貝の音を合図に、不動明王
堂前に松木と檜の葉で積み上げられた護摩壇(縦4mx横
1.5m)に点火。
 結衆寺の僧侶らが般若心経を唱え、信者が1年間の願い
事を書き込んだ札を燃え盛る護摩壇のなかに投げ入れた。
火勢が弱まるのを待って、麻生住職が「見ザル、言わザル、
聞かザルと言うことわざがありますが、今年は敢えてその
逆、正しくものを見て、よく発言して、正しいニュースを
聞いて欲しいです。新しい心構えで新年をスタートして下
さい」とあいさつ。
 護摩壇を青竹でならし、まだ炎が残る煙道を麻生住職が
渡り初め。続いて素足に鉢巻きを締めた檀信徒らが厄除け
の札を手に、熱さをこらえて白煙たなぴく炎の上を、不動
明王像に向かって招福を祈りながら次々と渡っていった
(=写真)。



ニュース・メニューへ戻る