2003年12月14日(日) 瀬戸内文学の旅を特集 旅マガジン「フェリーズ」で |
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海事プレス社(東京都千代田区)が発行する「クルーズ」 12月臨時増刊号『フェリーズ』(400万人の旅マガジン) が、瀬戸内海を特集している(定価650円)。 巻頭では、映画作家の大林宣彦監督が『尾道とは「尾根の 道」、瀬戸内海とは山国なんです。島々はすべて表情が違う。 小さな船で隣の島へ渡ろう。』とインタビューに答えている。 続いて「豊穣の海瀬戸内海を航く」として、「瀬戸内文学 海道の旅」を特集。大阪の川端康成と芦屋の谷崎潤一郎、小 豆島の壺井栄、高松の菊池寛、福山の井伏鱒二、そして「文 学と映画の町・尾道」。 大林映画、林芙美子、志賀直哉、中村憲吉などの記述に、 マスターがかつて瀬戸内海汽船の厨房で仕事していたと言う 「しみず食堂」、店の外壁に操舵輪が飾ってある「舶来居酒 屋暁」を紹介している(=写真)。旅は尾道から頼山陽の竹 原、正岡子規の松山へとつながり、文学的に奥深い環瀬戸内 の魅力を綴っている。 |
転載責任者メモ:全国の航路などの情報もあり、旅心をくすぐられます。
私の場合は東京池袋のジュンク堂1階で手に入れました。
主要航路マップやフェリーの船のこと、旅のことなど。
まだこんなに船旅が楽しめるのかという発見も。
昔を知っている方なら「もうこんなに減ったのか」かも
しれませんが。