山陽日日新聞ロゴ 2003年12月4日(木)
名作の舞台尾道
JR西日本ジパング倶楽部「旅の雫」
 あの「東京物語」大特集
  尾道への2特選ツアーも募集
表紙
 会員44万5000人を擁するJR西日本ジパング倶楽部が
刊行する月刊誌「旅の雫」の12月号(A4判)に、日
本が誇る小津安二郎・映画監督が半世紀前にメガホンを
とった代表作「東京物語」のロケ地尾道が特集で大きく
取り上げられ、さらに新春早々、映画の舞台と文学のま
ち尾道をめぐるツアー特別企画も紙面で募集。旅行熱が
高まる高齢者を対象に35万部を発行する旅専門誌とあっ
て関係者は入り込み観光客に大きな期待をかけている。
 土堂本通り一番街の小路から古寺めぐりふりだしの持
光寺への石段を手前に電車を引き入れた表紙(写真)で
飾り、目次に「平野が少ない尾道は、多くのものが密集
した町並みを見せています。..」で始まる説明を添え、
トップに特集「小津安二郎監督『東京物語』名作の舞台
を旅する・尾道」と尾道出身の大林宣彦監督作品の「転
校生」に使った御袖天満宮石段の写真も入りアビール。
 次頁のひらき一杯に浄土寺で原節子と笠智衆が石灯龍
を背に立つ日本映画史上屈指の名シーンとして当時ポス
ターにも使われた写真をいれ、出演者やあらすじを紹介。
さらに尾道の文学・観光名所、大林監督の作品をふくめ
たロケ地めぐり、小林海暢・浄土寺住職や小津監督や原
が宿泊した竹村家旅館の武田和頼社長らの懐かしい思い
出インタビュー、当時の裏話や記念品などあわせて10頁
にわたり収録。
 最後の2頁下半分には来年1月22、29、2月5、
12日、新大阪駅から出発する一泊二日の「名旅館『西
山別館』に泊まる文学と映画の町尾道」(西山本館で昼
食〜千光寺〜文学のこみち〜天寧寺〜別館宿泊〜ロケ地
散策など、昼食魚信)と1月21、27、2月4、12
日、新大阪駅から四国・善通寺〜道後温泉〜しまなみ海
道経由で千光寺、竹村家で昼食、おのみち映画資料料館、
ロケ地めぐり「しまなみから尾道へ温泉も愉しむ『東京
物語』」の特選旅行を紹介している。・
 「旅の雫」は尾道駅でも無料で取り扱っている。

転載責任者メモ:NHK−BS2では来年1月まで小津特集が続きます。
        (放送予定はこちら
        12月2日に放送された「小津が愛した女優たち」では
        冒頭すぐに工藤夕貴が尾道を歩き、千光寺新道や浄土寺、
        映画資料館見学をする場面が登場して嬉しい驚きでした。
        工藤夕貴のナレーションが「尾道の人々が小津監督作品を
        大事に思っている気持ちが伝わってくる」というような
        内容。
        小津作品は今後永遠に残るであろう名作ですから、尾道
        観光の受け入れ側も「生誕百周年だから」ではなく、
        常に上映会や展示など続けていって欲しいと思います。


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