山陽日日新聞ロゴ 2003年11月30日(日)
来春開館へ
 『迎賓館』に衣替え工事
  水回りや屋根、漆喰壁塗り替え
改修中で足場の掛かった日本家屋
 ちようど70年前の昭和初期の建造で、後年は旅館とし
て使われ、昨年所有者から尾道市に寄贈された日比崎町の
日本家屋が現在、(仮称)『尾道迎賓館』としての利用に
向けて改修工事されている。
 尾道を代表する浜問屋だった「田萬」社長の自宅として
1933年に建てられ、その後88年まで旅館「山水」として親
しまれていた母屋を含めて、蔵二棟や庭園、隣接する山林
など、所有者の山本さん姉妹が市に寄贈したもの。
 今回は、木造瓦葺き2階建ての入母屋造りの母屋の改修
で(=写真)、台所や便所(汲み取りから簡易水洗へ)、
浴室(シャワー室)の水回りを中心に、補修が必要な屋根
と床の一部、畳表、襖や障子など建具を手直し。外壁を漆
喰で塗り直し、空調設備を新設する。葉名組が1522万円で
請け負っている。
 工事は年末から年明けには終わり、利用開始は来春から
になる。担当の市観光文化課では、利用規程や管理方法を
検討しているが、料金は無料になりそう。市への来客をも
てなす迎賓館として以外にも、市民の研究会や勉強会の場
など、「多目的文化施設」の名目で開放していく。



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