山陽日日新聞ロゴ 2003年10月25日(土)
三訪会が4回にわけ
 繁栄の歴史訪ね後世に
  出雲街道 甲山〜尾道の古道歩く会を
木々の中の山門
 天然の良港として今を溯る8百余年前、備後・大田荘
の外港に公認され、甲山〜尾道間の物資の輸送、さらに
石州銀ロードの出雲街道へと尾道の繁栄をもたらせた甲
山の今高野から尾道までの旧街道を辿り、史跡を訪ね往
時を偲ぶ「古道を歩く会」が、11月9日から再来年3月
までの間ルートを4回にわけ、三成学区の歴史と自然を
訪ねる会(岩戸康明会長)の例会として行われる。
 戸田芳美・元神戸大学名誉教授(29〜91年)作製の大
田荘・尾道間の古交通路の地図をもとに、第1回は9日、
路線バスを利用し、甲山町の大田庄歴史館に午前10時
50分に集合。歴史館を見学したあと、林光輝・同館学
芸員の案内で今高野山門(写真)から今市胡神社〜世良
彦八幡社〜鳥越峠〜善逝寺跡〜空花庵跡〜領家八幡社〜
宇津戸公民館前まで約8kを踏破する。
 参加費は会員500円、会員外は年会費2000円や保険
料などふくめ2500円。
 2回目は、来年3月、宇津戸〜御調町市間。3回目が
来年11月、市〜三成間。4回目が3月、三成〜尾道港
間。
 一千年前から港まちとして栄えた尾道は嘉応元年(1169)
当時、後白河院であった大田荘の貢米を京に廻送するた
めの倉敷地と定められ、天下公認の海港として輝かしい
発展の第一歩を踏み出したもので、室町時代の対明貿易、
江戸期の北前船の寄港、大正初期の好況と3度の黄金期
を重ね、このあと交通体系の大変革後に訪れる第4黄金
期がどんな姿であるのか、歴史を検証するためにも国道
184号線に絡む古道の証し残しておきたいと企画され
たもの。〜後略〜
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