山陽日日新聞ロゴ 2003年9月26日(金)
和紙にアクリル絵の具の独特の描法
 幻想的な「智内兄助展」
  なかた美術館 安井賞展に2度も入賞
智内兄助の作品
 潮見町、なかた美術館は10月2日から11月3日
まで「智内兄助(ちないきょうすけ)展」をひら
く。
 愛媛県越智郡波方町出身の智内兄助は80年代は
じめから、和紙にアクリル絵具という独特な描法
で日本画と洋画との境界を越えた革新的な絵画表
現を創り上げ、赤や金を基調にした艶やかな着物
をまとった少女、また神秘的な背景、幻想的な雰
囲気を漂わせる芸術世界を描きあげている。
 87年、第30回安井賞展で人気投票による特別賞。
91年、第33回安井賞展で佳作賞を受賞、高い評価
を得ている。
 テレビ、映画で評判を呼んだ宮尾登美子の毎日
新聞連載小説「蔵」の挿絵を手がけ、一躍名を馳
せ、ここ数年はヨーロッパでのみ作品を発表し、
藤田嗣治の再来と称賛されている。
 なかた美術館では「新年瀬戸内の海」=写真=
「厳島曼陀羅」など尾道や広島をテーマに、「四
国霊場88ケ所の内・春遍路・阿波・発心のみち」
など四国八十八箇所お遍路シリーズ、「花 歌舞
く」や「雨月遠音」など江戸を描いた新作を含む
約100点を展示する。
 入場料は前売りが一般500円(当日700円)、
高大生400円(同500円)、小中生300円
(同400円)。なかた美術館(TEL 0848-20-1218)
などで販売している。
場所はこちらの「主な施設」「な行」

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