山陽日日新聞ロゴ 2003年9月26日(金)
おのみちレトロショップ巡り(6)
中川硝子店
 明治当初はランプ主流
  本店には年代物の食器も
ガラス食器の並ぶ店内
 土堂一丁目、板ガラス・食器卸小売りの「中川
硝子店」も、他にはない特徴のある店である。
 尾道市制の施行から遅れることわずか3年、
1901(明治34)年の創業。中川潤社長(47)が5
代目になる。当初は家庭用や漁業用の石油ランプ
を主に販売していた。現在は東尾道に商売の拠点
を移し、商いの中心は造船で使われる船用のガラ
スになっている。
 本通りの他の商店と比べて間口の広い本店内は、
年代物から新しい商品まで、花器や食器類が並べ
られ、社長の母治子さん(76)が商いを守ってい
る。
 お客の多くは、その賑やかさに誘われて入って
くる観光客だという。今年春には、歌手の谷村新
司さんがひょっこり姿を見せ、店内を隈無く見学、
古い物を中心にたくさん買って行った。「初めは
谷村さんと分かりませんでした。また寄せて頂き
ます、と言って帰られました」と治子さんは嬉し
そうに語っていた。
場所はこちらの「レトロショップ巡り」「な行」

ニュース・メニューへ戻る