山陽日日新聞ロゴ 2003年9月23日(火)
御調町の芸術
 10年間で12万人の入館
  円鍔記念館が来月から特別展を
円鍔勝ハープを奏でる裸婦像
 間もなく尾道市と合併する御調町出身の彫刻家で、
文化勲章受賞者の円鍔勝三さん(97)=神奈川県=の
功績を称える目的で、御調町が整備、運営する「円
鍔記念館」(平山利光館長)がこの秋で開館10年と
なり、10月5日から記念展が開かれる。
 福山市立美術館所蔵の「漁婦」(木彫、1937年制
作)はじめ、ここ1年間に円鍔氏から新たに寄贈さ
れた「リズムの広場フルート」(樹脂、1989年)▽
「ハープを奏でる」(樹脂、94年)=写真の作品=
▽「雄(きじ)」(樹脂、95年)など10数点を特別
展示する。
 円鍔氏は1905年、御調郡河内村(現在御調町)に
生まれ、尋常小学校高等科を卒業後、京都市立商工
専修学校、関西美術院に学び、上京して日本美術学
校に入学。1930年帝展初入選、46年日展で特選、51
年から日展審査員さらに多摩美術大教授となる。日
本彫塑会委員長、日本芸術院会員、日展常務理事な
ど歴任、紺綬褒章、勲三等瑞宝章受章、81年御調町
名誉町民第1号、82年文化功労者、そして88年に文
化勲章を受ける。91年川崎市名誉市民に。現在は自
宅で療養しているという。
 93年開館した記念館には、本人から寄贈された作
品約300点が収蔵されている。
〜中略〜(入場者数の推移)
 記念展は初日に日展理事長の橋本堅太郎さん、教
え子らが参加してテープカットする。会期は12月26
日まで、月曜日は休み。入館料は一般400円、学
生200円。問い合わせは08487-6-2888番へ。
場所はこちらの「主な施設」の「え行」



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