山陽日日新聞ロゴ 2003年8月27日(水)
千光寺公園
11月9日、尾道で「狩」25周年記念全国大会
 「俳句のまち」を後世に
  鷹羽狩行氏迎え句碑除幕式
句碑

顕彰碑の前の鷹羽氏
 (続報)俳句のまちにまた1つ名所が−。俳壇を代表する
俳人協会会長鷹羽狩行氏(横浜市在住)=「狩」主宰=が少
年期を過ごした尾道の千光寺公園に、このほど自身が揮毫し
た句碑「海からの風山からの風薫る」が完成。鷹羽氏を招き
26日、市立美術館から展望グリルに登る坂道右側にある東
屋ひろぱで除幕式が行われた。
 亀田市長や福井弘・尾道商工会議所副会頭、石田克彦・尾
道文化協会会長、多田義信・千光寺住職ら来賓を迎え、しま
なみ俳句会会員ら約100人が参加。鷹羽氏および全国的な
児童俳句会で入選した吉和小6年、松本さんと同3年、丸山
君らにより除幕、発起人を代表し、「狩」白羽同人の吉原一
暁・「狩」尾道支部長(元市教育長)が挨拶、土屋年・事務
局長が、今年11月9日、尾道で開かれる「狩」25周年記
念全国大会を前に立てた碑の経過報告を説明、亀田市長らが
祝辞を、母校の後輩を代表し栗原小6年、菊池さんから花束
が贈られ、鷹羽氏の謝辞のあと入船裕二・発起人の音頭で乾
杯。このあと尾道国際ホテルに会場を移し、祝賀会を開いた。
この間、式直前に雨があがり、鷹羽氏は「雨男ですが、水を
うっていただき、しのぎやすくなりました」ユーモラスに話
されていた。
 鷹羽氏は、大要つぎの通り謝辞を述べた。
 俳句をはじめた尾道に句碑がたち、全国で8番目ではある
が、私にとって一番嬉しい。なぜかと言えば、まず自然石で
あることと、これまでは地方自治体が中心となって建立され
たもので、今回はもちろん市や商工会議所などの協力を得ら
れましたが、仲間により建立されたのは初めて。句は母が尾
道の病院で亡くなった昭和60年、見舞いに来尾したさいの
もの。尾道の恵まれた風土と地形の美しさを病床に届ける気
持ちで詠んだ。だれもが1度は行ってみたい故郷の風光明媚
な景観を後世に残すためにも俳句のまちのPRに今後ともつ
とめていただきたい。その1つとして商工会議所俳句塔の充
実。また20年をむかえ、これまでの句を歳時記にまとめて
はどうか−など提案された。
 写真下の右から2人目が鷹羽氏。上は顕彰碑。

転載責任者メモ:俳句には詳しくないのですが大変好きな句です。
        だいぶ前にNHKで放送された俳句の番組の副題にも
        なっていた記憶があります。その番組では、鷹羽氏が
        尾道鉄道が走っていた頃の栗原周辺の様子を、現在の
        町を訪ねながら思い出し、子供の頃から知っている近所の
        家の方と話したりしながら紹介していらっしゃいました。


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