山陽日日新聞ロゴ 2003年8月26日(火)
26日夕方、NHK「お好みワイド」で放映
 尾道帆布展フィナーレ
  美大生や島民らが『百島音楽祭』
パフォーマンスの様子 作品
 離島、百島中学校跡地をアトリエに先月27日から始まった
第4回「尾道帆布展」が24日、閉幕した。
 多摩美大、倉敷芸大の美大生ら8人が民家で共同生活しな
がら、1か月弱、それぞれ独創的なオブジェを作りあげた。
島民との触れ合い、家に招かれ食事をともにしたり、絆は一
層、深まった。
 フィナーレの前日、23日夕方5時から「百島音楽祭」が開
かれ、小学生からお年寄りまで約100人の人出で会場とな
った元百島中音楽室は満員になった。80歳を過ぎたおぱあち
ゃんはコンサートということで目いっぱいのお洒落をして音
楽を聴きに来ていた。
 平均年齢60才代の百島神楽が帆布展のさらなる発展を祈っ
て、お祓いの舞を披露。76歳になる藤本有さんの神楽の舞は
伝統美に裏打ちされた美しいフォルムで参加者を魅了してい
た。
 地元百島、唯一のバンド「プローインザウエイプ」、50代
の団塊の世代がエレキギター、ドラム、キーポードの楽器で
「レット イットビー」とビートルズメドレーやベンチャー
ズの「二人の銀座」など昔懐かしいヒット曲をプロ顔負けの
演奏で披露し、熱い声援を受けていた。リーダーの武田恵さ
んは「10年前に結成、練習はあまりしてないので:・」と謙
遜していたが仲々、堂して演奏はツポを心得ていた。
 アフリカの土着音楽を彷彿とさせる学生達による打楽器演
奏と踊り。貝殻を束ねた楽器は地元の小学生、竹の筒に帆布
を張った太鼓はおばあちゃんと皆がそれぞれ楽器を持って音
楽をたのしみ、盛り上がっていた=写真上=。
 帆布展実行委員長の新里かおりさんは「この1か月、お世
話になった島の人達と一時を過ごせたのはよい思い出になり
ました」と感謝の言葉をのべていた。
 音楽祭が始まる前、島の人達は8人の作家のオブジェを見
て回った。倉敷芸大工芸学科ガラスコース3年、青木さんの
胎児をイメージした作品=写真下=、竹で編んだ球体に帆布
を張り合わせ多摩美大絵画科油画専攻1年、加藤さんの大作
を前に「これは何・・」と話しかけていた。
 なお、1か月弱にわたる第4回帆布展の模様、商店街のN
PO法人工房おのみち帆布、昭和9年創業の尾道帆布工場を
ミニドキュメントにして26日(火)夕方6時5分からのNH
K「お好みワイド」で放映する。



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