山陽日日新聞ロゴ 2003年8月24日(日)
かぐや姫列車
 観光地どうしで提携を
  市長ら竹原から市民140人尾道散策を
 尾道と竹原の両市民の交流を目的に、竹原市観光協会が主
催して23日、臨時の「かぐや姫列車」を竹原から尾道まで
走らせた。
 来月27、28日に竹原市で開催されるイベント「憧憬の
路」のPRを兼ねて、小坂治司竹原市長はじめ市民140人
が2両編成のディーゼル列車に乗り込んで、正午前にJR尾
道駅に到着。
 翁に扮した亀田良一尾道市長と市民グループが出迎え、小
坂市長と握手。かぐや姫役の住田奈々ちゃん(5)とミスか
ぐや姫の小村泰代さんから亀田市長にプレゼントが贈られた。
 小坂市長が「尾道の方のもてなしに感謝します。竹原と尾
道とは、頼山陽や平田玉蘊など昔からつながりが深い」とあ
いさつ。亀田市長が「尾道には観光スポットが多く、180
選を選んでいる。携帯電話でスポットを紹介する観光ナビゲ
ーションシステムも日本で初めて出来ている。観光地として、
密に提携していきましょう」と応えた。
 参加者は6つのグループに分かれて、尾道観光パートナー
の会によるポランティアガイドの説明などを受けながら尾道
を散策、イベント「憧憬の路」のポスターを貼るなどしてP
R活動を行っていた。
 竹原でのイベントの初日には、今度は尾道から竹原に向け
て「かぐや姫列車」が運行されることになっている。市民同
士の交流会などがあり、尾道大学の学生15人と稲田全示教
授が協力して、竹原駅周辺などを蝋燭、行灯などで演出する。

転載責任者メモ:竹原は大林宣彦監督の映画「時をかける少女」のメイン
        ロケ地の1つ。江戸時代は塩の出荷で栄えたといい、海側には
        「塩町」という町名があります。
        山側は蔵の町がそのまま保存されていますが、悪い意味の観光地
        らしさが無く、落ち着いてブラブラ歩けます。
        そういう江戸時代の面影と反対に、海岸線は工場地帯と
        港であり、線路を挟んだ海側と山側の対比は鮮明です。
        私が泊まったホテルは英語圏らしき外国人客が多かったので
        観光客なのかフロントの方に聞いてみると、「このホテルは
        殆どが商談のビジネス客で外国の方が多いです」と教えてくれて
        ちょっと意外でした。
        主なロケ地はこのあたり→

        参考になるホームページと、そのトップページ


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