山陽日日新聞ロゴ 2003年8月10日(日)
市立美術館
おのみち七佛めぐり寺院に見る
 仏教美術の世界第1弾
  収蔵庫がわりに7か寺の寺宝を
展示されている仏像
 寺のまちの価値ある文化財を尾道市立美術館を収蔵庫がわ
りに展観する「おのみち七佛めぐり寺院に見る−仏教美術の
世界」が、9日から同館で始まった。会期は、お盆を挟み
31日まで(月曜休館日)。
 東久保町、浄土寺と西久保町、西国寺の寺宝を中心に東久
保町、海龍寺の木造不動明王像。東土堂町、天寧寺の木造羅
漢坐像六躯。同町、千光寺の市重文木造地蔵菩薩坐像。長江
一丁目、大山寺の木造十一面観音坐像。西土堂町、持光寺の
市重要文化財木造釈迦三尊像など60数点を展示。
 とくに西国寺は、貴重な古文書や県重文の11点からなる
毛髪種子曼陀羅。また浄土寺は市重文絹本著色尊氏将軍画像
や四天王画像など一室に収め、さらに持光寺の千手観音画像
と制作年代がほぽ同じの光明寺の絹本著色地蔵菩薩像など参
考出品している。
 仏教美術の世界の第1弾として企画したもので、寺院の協
力を得て、これからも仏教絵画と彫刻を主体に毎年この時期、
開催を予定している。
 観覧料は一般500円、大・高校生300円。
 なお、七佛めぐりは、旧市街地の活性化の一助になれぱと、
尾道三山の南山麓に並ぶ25か寺のうち、7か寺が連携し、
霊場めぐりと同じ七か寺の朱印帳をつくり、満願成就達成者
に七福神が乗る宝船を描いた掛け軸を進呈するもので、一昨
年秋から行っているもの。



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