山陽日日新聞ロゴ 2003年5月27日(火)
和風庭園 自然の舞台と一体化
 トリのマーク帆雨亭で公演
帆雨亭の庭で
 東京を拠点にユニークな演劇活動を繰り広げている劇団
「トリのマーク」(通称)の尾道公演が25日午後、東土堂町
の「帆雨亭」で聞かれた。
 ギャラリーや日本庭園、工場など、日常的に目にする空間
を舞台にした作品を手がけている劇団で、今回の演目は「ゼ
ームズ帽子店」。
 和風庭園と茶室の自然空間、尾道の景観をそのまま生かし
た舞台設定で、観客もその中に椅子を並べて鑑賞するという
スタイル。見る者にとっては、途中何が起こるか分からない
のも楽しみとなっていた。
 舞台設定の変わる場面では、鑑賞者も席を立って庭園内を
移動して見るという、これまでにない新しい発想の演劇に、
演じる側と見る側と、そして自然を生かした舞台とがなぜか
一体化してくるような不思議な気持ちを体感していた。



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