山陽日日新聞ロゴ 2003年5月10日(土)
お社まで足のばしては
 24日、久保でゆかた祭り盛大に
猿の石像
 尾道三大夏まつりのトップを切って24日(土曜日)、東久
保町の山脇神社例祭「山王祭」が山麓の久保小下にお旅所を設
け営まれる。
 その夏のゆかた着初めの日として別名「ゆかた祭り」と呼ば
れ、かって清流がそそいだ同所から久保八幡神社前の久保本通
りにかけ時代物など造りものを飾り、夜店が軒を並べ賑わって
いたが、現在は防地口から久保小下北側まで縮小し、植木市を
はじめ露店に生け花展示や特設ステージでのバンド演奏やカラ
オケ大会、ゆかた着での参拝者を対象にした福引きなど、午後
6時から10時まで同区間を車両通行止めの交通規制を行い開
催する。
 本殿は久保小上の浄土寺山腹にあり、今も残る棟札には、享
保の13年(1728)建立とあり、その昔、浄土寺山一帯で
深夜、山火事が発生したさい、数百匹もの山猿がお社を取り囲
み泣き叫び、里人に危急をしらせ集落を救った故事にならい、
神体は150年以前に作られた猿の石像。また狛犬も拝殿屋根
前面に据えられた鬼瓦も猿。とくに狛犬の猿は一見の価値ある
石のまちならでの逸品。散歩がてらに本社まで足をのぱしては
と参詣を呼び掛けている。


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