山陽日日新聞ロゴ 2003年5月3日(土)
市立美術館
「葛飾北斎の世界−肉筆と浮世絵」
 『冨嶽百景』など160点を
  3日開幕 北斎美術館長の記念講演も
 尾道市立美術館(森重彰文館長)は、リニューアル・オー
プン記念特別展の第3弾として3日から6月1日まで、日本
が誇る江戸後期の浮世絵師葛飾北斎(1760〜1849)の画業を
紹介する「葛飾北斎の世界−肉筆と浮世絵」を開く。
 開館以来、初の日本伝統芸術展には、島根県津和野町の葛
飾北斎美術館が所蔵する作品の中から、青年期の「鍾馗図」
から米寿の傑作「赤壁の曹操図」までの貴重な肉筆画や画稿、
版下絵など26点と、代表作の「冨嶽百景」や「諸国名橋奇
覧」をはじめとする名高い浮世絵版画98点、それに加え、
摺物の「冷水売り」や版画の「富士見西行図}など近年再発
見され、話題を呼んだ名品あわせて160点を展覧。遠近法
など洋風の画風を修め、フランスの印象派にまで影響が及ん
だ巨匠北斎の70年にわたる画業の全貌を、その作品で辿る。
 オープン初日の3日午後2時から永田生慈・津和野美術館
館長による特別記念講演会が開かれる。
 観覧料は、一般800円、大・高生500円、中・小学生
300円。
 なお休館日は、六日と以降の月曜日。


ニュース・メニューへ戻る