山陽日日新聞ロゴ 2003年3月11日(火)
贈って五らん
 過去最高の450点の応募
  「あんたが大賞」は安棟さん
合唱の様子
 "美しいらんをあなたが今、一番贈りたい人は?"−と特別ら
ん展inむかいしまの「あの人に贈って五らん」の表彰式が最終
日の9日午後3時から向島町江奥、向島洋らんセンターで開か
れた。
 毎回、好評の「あの人に贈って五らん」には県内外から過去
最高の450件の応募があり、『あんたが大賞』には安棟さん
がおかあさんに宛てたメッセージが輝いた。「私は22年間、
お母さんと呼んだことがありません。しゃべることができない、
というハンディを持っている私を家族は大切に育ててくれてい
ます。でも時々、テレビに私と同じ位の女の子が出てくると母
は『○○○ちゃんの声ってあんな声なんかねー』とか、『きっ
と あんな、やさしい声だろうね』とか言います。私も母と、
いろいろなことを、いっぱいいっぱい話したいと思っています。
でも一生、『お母さん』と呼んであげられないことを思うと申
し訳ないと思っています。花が大好きな母に私からの『お母さ
んありがとう』という気持ちを贈って下さい。赤い花だったら
元気な声。ピンクの花だったら、少し甘えん坊の声。黄色い花
だったら、やさしい私の声のかわりとして、どうぞよろしくお
願いします」と母に対して心やさいい、思いやりのある言葉が
添えられていた。
 『ほのぼの賞』は半田香須美さんが祖母の馬谷トシ子さんに、
『ゆうもあ賞』は、半田弘子さんが長姉、児玉政子さんに、
『きれいにさくで賞』は槙剛史さんが環境美化に取り組んでい
る藤原x裕さんに、『なかよくしま賞』は、安保法子さんが自
分を助けてくれた、亀山彩花さんにと、それぞれ応募した人と
贈りたい人に10鉢がプレゼント、副賞としてハガキセットも
贈呈された。
 表彰式がおこなわれている間、地元作曲家であり観光大使、
向井じゅんさん作曲の「おめでとう〜ワンダフルメモリー」が
合唱され、式典を盛り上げた。
 このあと向島西郵便局長、半田正興さん作詞、向井さん作曲
のテーマソング「贈って五らん」を高見町、亀川正臣校長や4
年生児童らが合唱、披露された=写真=。
 審査委員長の半田局長が講評、「10年以上、贈って五らん
を続けてきたが今回、450通と最高の応募があり、5人を選
ぶのに苦労しました」とうれしい悲鳴をあげていた。

転載責任者メモ:受賞者の住所などは省略しました。

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