山陽日日新聞ロゴ 2003年3月2日(日)
インドネシア・ボゴール植物園など
 熱帯の珍しい野生らん
  「特別らん展inむかいしま」始まる
ランの飾りつけを行うデディ園長
 「特別らん展inむかいしま」が1日、向島町江奥、向島洋ら
んセンターでオープン、沢山の人でにぎわった。9日まで。
 99年、しまなみ海道開通の際は希少種の保護保全をテーマ
に大がかりな「世界らん展」を、01年は「らんを通した自然
との共生」、今回は「熱帯に生きるラン」をテーマに開かれて
いる。
 2万5000種と植物最大のらん。そのらんの宝庫であるイ
ンドネシアのボゴール植物園から、バンダ、アマビリス、セロ
ジネなどインドネシアでしか見られない門外不出の珍しい原種
が展示されている。
 特にグラストフィラム・スペシオサムと呼ばれる野生らんは
2mにもおよぶ世界1大きならんで、人目を引いている。
 JICA(国際協力事業団)を通し、洋らんセンターにはインド
ネシアから、これまで4人がバイオ技術など研修に訪れ、この
たびはボゴール植物園の最高責任者、デディ・ダルナエディ園
長(51)が来向、洋らんセンター管理者・林原透さんらと絶滅が
危惧されているらんの増殖、戻し導入などらん保全について話
し合っている。
 デディ園長は「インドネシアでは自生らんが多いが洋らんセ
ンターは人の手がかかったグレードの高いらんが多く、参考に
なります。今後、バイオ技術を活用、らんの交配など共同で研
究にあたれば良いと思います」と話していた。
 シンガポールからはバンダの切り花、広島市植物公園からは
熱帯、亜熱帯の原種らん、地元からはシンビジューム、コチョ
ウランなど計100種類、1200鉢が飾られ、訪れた人も珍
しいらんを熱心に見て回っていた。
 期間中、バイオコーナー、洋らん栽培講習会、フラワーアレ
ンジメント教室、贈ってごらんメッセージコンテストなど開か
れる。
 写真右側が飾りつけを行うデディ園長。


ニュース・メニューへ戻る