山陽日日新聞ロゴ 2003年2月8日(土)
白樺美術館
 
昭和初期の生活見える
  「人生劇場」など中川一政さし絵展
展示の様子
 久保3丁目、尾道白樺美術館(石田克彦館長)で、展覧会
「中川一政さし絵展」が開かれている。水彩、水墨による挿絵
のみの館収蔵品展で、2年前に続き今回は51点を展示。4月
27日まで。
 中川一政(1893〜1991年)の画業は、本画の油彩だけではなく、
水彩や水墨など多分野にわたり、なかでも新聞に連載された挿
絵は当時大きな反響を与え、挿絵の地位向上に役立ったと言わ
れている。
 尾崎士郎原作で都新聞(現在の東京新聞)に1933年から10年
間連載された「人生劇場」の挿絵209点のうちの18点、同
原作の「厭世立志伝」(1956〜57年)の47点のうち28点、
「一文士の告白」(1963〜64年)の5点を一同に並べている(=
写真)。
 「人生劇場」では、木訥とした薄墨の作品から、昭和初期の
生活風景、人物の表情が垣間見え、美術館では「古き良き日本
に対する一政の想いを感じて頂ければ」と話している。
 休館日はなし。一般800円、大学高校生700円。

転載責任者メモ:ごく最近のニュースで"今回落札された幻のゴッホ作品"を
        所蔵していたことで名前が全国的に登場している中川一政
        画伯ですね。意外な登場で驚きました。「中川一政」で
        ネット検索してここにいらした方もいるのでは?

中川一政さし絵展案内

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