山陽日日新聞ロゴ 2003年2月6日(木)
伝統行事
 
竹馬で寒さ吹き飛ばす
  木ノ庄西小・幼で徒競走や妙技を
竹馬をあやつる子ども達
 市立木ノ庄西小学校(伊藤剛校長、児童75人)と併設する
幼稚園(園児11人)は5日午前、「竹馬集会」を開き、寒風
のなか、子供たちの元気な掛け声や保護者らの声援が運動場に
響いた。
 竹馬集会は、同行で28年も続けられてきた伝統行事だった
が、学校のスケジュールなどから8年間休止していたものを、
「特色ある学校づくり」の一環として昨年復活させたもの。
 初めに伊藤校長が「寒さに負けず、元気よく演技を頑張りま
しょう」とあいさつ。
 学年別のタイムレースで始まり、1・2年生は20m、3年
から6年生までは30mの徒競走で熱戦を繰り広げた(=写真)。
大股で素早く走っていた者が、力の余りゴール手前で転倒し、
一歩ずつ着実に進んできた者に最後に追い抜かれる姿などが見
られ、大きな声援が飛んでいた。
 竹馬に乗ってのキックボールや風船割りなどのゲーム、さら
に身長よりも足の長い「足高の竹馬」に乗っての平均台渡り、
階段歩き、タイヤ渡り、縄跳びなど「ウルトラC級」の妙技を
次々と披露していた。


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