山陽日日新聞ロゴ 2003年1月16日(木)
向島歩こう会
 今高野に新春の初歩き
  大田壮一望、御調八幡宮にも
世羅郡を歩く
 向島歩こう会(藤田久登会長)は12日「初歩き」、世羅郡
甲山町、今高野山を中心に6kmの山道を歩いた。
 貸し切りバスで甲山町役場まで往復。今高野山の龍華寺境内
に69人が集合、青竹製の筒で新春の門出を祝い乾盃した。
 藤田会長から近くにある羽生神社の国重文、木造獅子頭や龍
華寺の十一面観音像、県内ではここだけしかない満州開拓碑、
満州の第2世羅村のことなど聞き入り、先の大戦の悪夢の歴史
を振り返っていた。
 標高481mの古城山頂にある展望台は3層の城郭造りで世
羅大地が一望でき、そこで昼食をとった。
 本丸跡からは旧東大田村、旧西大田村と穀倉地帯が見渡せ、
かって繁栄した大田荘の面影が偲ばれ、ここの米が御調郡尾道
村の蔵敷地につながり、歴史好きの人にはたまらない早春の例
会となった。
 栗原神社の鳥居は康暦2年(1380)の建立で在銘が完存してい
るものでは国内有数の古鳥居とあって古風な外観がさすがとす
る人が多かった。
 復路は三原市八幡町、御調八幡宮に立ち寄り、奈良時代の創
建で備後国総鎮護の貫禄十分の山門や本殿を見て回った。
小歌島、鈴木さんは「入院生活をしたあとの歩き復活にあたり、
こうした荘厳な今高野の地に足を踏み入れ、嬉しいの一言です。
暖かく、楽しい1日を過ごせました」と感想をのべていた。


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