山陽日日新聞ロゴ 2002年12月25日(水)
浄土寺で
 
80周忌法要しめやかに
  講道館柔道の鬼才西郷四郎
法要の様子
 尾道で死去した講道館柔道の鬼才西郷四郎(1866〜1922)を偲
び、祥月命日の23日、東久保町の浄土寺で八十周忌法要がし
めやかに営まれた。
 西郷四郎追悼法要委員会の栗本秋夫代表をはじめ備後柔道連
盟の砂田和昭支部長、元廣清志・市体協会長ら10人が参加。
方丈の間で位牌を前に小林海暢住職、小林暢善副住職がお経を
あげ、不世出の武道家の霊を慰め、冥福を祈った。
 西郷は会津若松に生まれ、加納次五郎師範とともに柔道を大
成させた偉傑。晩年、病魔におかされ、療養の地として大正9
年、尾道に移り住み、浄土寺西側の今は廃寺となった吉祥坊に
仮寓、境内で弓をひき、近所の子どもを集めて相撲をとらせな
ど悠々自適の日々を過ごした。その半生は富田常雄の小説「姿
三四郎」に描かれ、終焉の地に西郷四郎碑ならびにブロンズ像
が立てられている。
 50回忌を機に法要委員会が設立され、以後毎年追悼記念少
年柔道大会を開催。また生誕地との交流も深まり、平成3年に
尾道市から柔道スポーツ少年団が会津若松市を訪れ交歓大会を
開いたのを皮切りに3年ごと両地で交替に大会を開催。第5回
目となる来年の大会は会津若松の予定。

        


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