山陽日日新聞ロゴ 2002年12月3日(火)
岩子島
 伝統料理、景色を満喫
  島自慢を島外350人におすそわけ
民家の軒下の展示を見る人
 「大島゛ん(おおじまん)大会」が1日、岩子島島内一帯で
開かれ、終日、島の魅力を堪能した。
 遠く東は大阪市、西は岩国市などから約350人が参加した。
 1周7.5kmの島を歩いたり、また乗り降り自由のシャトル
バスで回った。
 「縁側博物館」。島の恵の館ではワケギの洗浄、ヒジキの煮
物の作り方や薪割りを体験。島の暮らしの館糸繰り器などでは
昔の農機具、掛け軸など家宝を展示=写真=、郷愁をよんでい
た。
 民家やお接待の辻堂では「一戸逸品食堂」。島に伝わる伝統
料理、いぎす豆腐、ワケギのぬたや焼き鳥など200人分を用
意していたが昼過ぎには完売。よもぎ餅、いも餅は午前10時
開会から1時間後には売り切れ。島の住民スタッフ約100人
の昼食を参加者用に回し、スタッフは昼食抜き、急遽、ご飯を
炊いたり、コンビニに買いに走っていた。
 大林宣彦監督の「あの、夏の日」、新藤兼人監督の「落葉樹」
のロケ地となった岩子島海水浴場では「浜辺の体育祭」。岩子
島以前少女隊と綱引きや尻相撲、宝さがしを楽しんでいた。
 5か所を回る「スタンプラリー」、名物、ゆるぎ岩から見た
景色に参加者は感嘆。急で狭い道をおそるおそる登っていた。
 抽選で町長賞、国土交通省賞がおくられた。
 「絵手紙コンテント」にも約100人が参加、最優秀賞に広
島市の西浜さんがえらばれた。西浜さんは「海岸線がキレイで、
特に因島大橋を見渡せる南側が気に入りました。古くからのい
ぎす豆腐など懐かしく、何よりも島のみなさんの温かいもてな
しが1番でした」と感激していた。
 実行委員長の岡本静夫岩子島郵便局長は「800人の島に
300人以上の人が訪れ、島は大にぎわい、スタッフは大変で
したが、島外の人と楽しい交流ができました」と多少、疲れ気
味ながら、満足そうだった。

転載責任者メモ:私も南海岸からの景色が好きですが、それ以外にも
        北側の海岸からは尾道の町を珍しい角度から見られて
        面白いですし、岩子島海水浴場のある厳島神社からの
        西側の海の景色も。
        向島とは短い橋でつながっていますし、尾道から近いのですが
        尾道→向島→岩子島と渡ると、それぞれの持つ雰囲気の違い
        が面白い。尾道からそんなに近いとは思えない程「島に来た」
        という感じがします。北側の海岸に出ると、急に尾道の西の
        ビルが前に見えて驚くほど。
        自転車で簡単に行けるのでお薦め。
        


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