山陽日日新聞ロゴ 2002年11月30日(土)
尾道白樺美術館
地元の小・中学生は無料招待
 2人の巨匠ら15人の逸品を網羅
  「近代絵画コレクション」展開幕
展示の様子
 近代絵画の巨匠といわれる梅原龍三郎と安井曾太郎をはじめ
同時代に活躍した日本を代表する画家15人の作品を網羅した
「近代絵画コレクション」展が久保3丁目、尾道白樺美術館で
開かれている。尾道市名誉市民小林和作の師でもあった中川一
政の同館での初公開作品「マジョリカ壺の向日葵」(油彩)を
はじめ話題性に富み、大好評だった前回の「東山魁夷展」と同
様、評判を呼んでいる。来年1月27日まで。無休ながら29
日から1月1日までの間は休館。
 展示作品は1888年に生まれた梅原(〜74)の油彩「自画像」
にパステル、鉛筆画、リトグラフあわせ11点。同じく安井
(〜55)の油彩「初夏」など3点。同じ年生まれの小林の油彩
「日本海」など5点。中川(93〜91)の油彩「長崎の夕暮」など
4点。岸田劉生(91〜29)の水彩「リンゴを持つ麗子」など2点。
梅原が師事した浅井忠(56〜07)および椿貞雄(96〜57)の油彩各
2点。それに坂本繁二郎(82〜69)、小出楢重(87〜31)、熊谷守
(80〜77)、青木繁(82〜11)、河野通勢(95〜50)、有島生馬(82〜
74)、南薫造(83〜50)、志賀直哉(83〜71)の油彩各1点の合計
37点。さらに安井が月刊誌『主婦の友』の31年1月号から
12月号までの表紙を飾った連作原画(水彩)12点を特別展
示している。
 このほか別室に梅原と志賀の絵画、書簡、原稿など常設展示
している。
 オープンにあわせ28日、入館した広島市の神田さんは「近
代絵画全盛期の画家たちが描いた作品に当時のそれぞれ意気込
みが感じられ、時代背景とともに比較しながら楽しくみさせて
いただきました」と話していた。
 入館料は一般800円、大・高校生700円、中・小学生
500円。ただし市内の小・中学生は無料。


        


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