山陽日日新聞ロゴ 2002年11月27日(水)
百島のルーツ1冊に
 
遠い遠い懐かしさがいっぱい
表紙
 郷土百島のルーツを知ろうと「百島ふるさと文化研究会」が、
講師の適切な助言や検証など行い、このほど「ふるさと百島」
の冊子を発行、関係機関などに配付した。冊子はA4版で、あ
とがきの35ページまでのほか、年中行事を入れ49ページも
の。
 いわゆる第1章が「わが町の自然と文化」。駅前桟橋より船
で約40分、約12キロの東南の位置。周囲約10キロの島を
始め、町の歴史、在住者姓氏名、政治の推移、交通、教育など
29項目に分けて編集している。
 「あとがき」にあるように、「先人の足跡を知りたいと願う
探求心は年ごとに深まった。百島は古文書や郷土史資料も少な
く、外部資料にたよることしばしば、もう少し早く手掛けてい
れば、古老からの聞き取りや現地調査もたやすく出来たと思う
と甚だ残念。旗手穂積講師の適切な助言、検証、補筆訂正と追
加挿入を繰り返し、漸く概要をまとめ、一同安堵」と記してい
る。
 「町の歴史」を見ると、1504年(永正元年)村上義高茶臼山城
築城。明治5年小田県となる。百島小創立。明治8年岡山県と
なる。翌9年広島県となる。明治22年市町村制実施で役場が
置かれ村議会ができる。同35年松永警察署百島中在所設置。
 昭和52年市水道給水開始。平成6年百島婦人消防隊が県代
表で全国大会(横浜)へ。平成12年4月現在で百島の姓氏は
藤本88、佐藤61、赤松39、旗手37、村上27など、1
軒しかない姓氏が37。百島には63姓418世帯。海上交通
は櫓をこいで往来していた昔。このたび発行された「ふるさと
百島」には遠い遠い昔の懐かしさがいっぱい詰まっており、先
人の苦労や逞しさが窺われ、貴重な1冊である。
〜後略(研究会メンバー氏名)〜


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