山陽日日新聞ロゴ 2002年10月25日(金)
尾道渡船 桟橋に白い待合所!?
 
地元出身 佐藤律子さん現代絵画を
桟橋に出来た待合所
作本を前に佐藤さん
 尾道渡し場と向島兼吉を結ぶ「尾道渡船」(宮本隆幸社長)
は、尾道側の桟橋待合所を建て替え、23日夕方に完成お披露
目した。
 15年余り使ってきた、これまでの待合所が老朽化し、ちょ
うど県が周辺の海岸線を再整備したこともあって、「景観に馴
染むように」と新しくしたもので、宮本社長が知り合いを通じ
て、尾道出身の洋画家佐藤律子さんに話を持ち掛け、さらに佐
藤さんが友人である建築デザイナー山部和夫さんに依頼して、
設計を担当した。
 「大げさではなく、さっぱりしたイメージで造ってみました」
(山部さん)という待合所(1.8m×5.6m)は、木造で、白を基
調にした2つの三角屋根に特徴があるデザイン。この中に、佐
藤さんが描いたミクストメディア(現代美術絵画)の題名「イ
テクルネ」(1.3m×1.6m)が掲げられている。
 渡船を渡った兼吉には、大林映画《あした》のロケセットが、
バス停として活かされていることもあって、今回尾道市が「ロ
ケ地散策地等整備補助金」で50万円を補助、合わせて工費70
万円で建設した。
 現在岡山を中心に活動している佐藤さんは(=写真)、「こ
うして素晴らしい観光スポットができ、旅人に新しい出会いの
場を作れた喜びを感じています」と話していた。


ニュース・メニューへ戻る