山陽日日新聞ロゴ 2002年10月20日(日)
テゴー座
 
大学と融合、核的存在に
  
行友李風「春雨ぢゃ濡れて往こう」
テゴー座展 ポスター
舞台風景
 尾道市政100周年文学プロジェクトフェア、しまなみ海道
の全通、国民文化祭などの世紀の大イベントの大きな時代の中
で、文化・芸術の特化によるまちづくりを目指す行政の方針と
も一致し、尾道テゴー座(駄賀繁男座長)が誕生して4年目を
迎えており、前記イベントの大部分が一過性のムダ遣いに終わ
っている中にあって、帆布展と同じように存在感を持った光彩
を放っている。
 平成11年5月に「尾道テゴー座」を立ち上げ、同6月に
10人で結成。10月9日に、プレ国民文化祭で初公演。出し
物は「ふみこ」だった。
 翌年11月11日には、本番の国民文化祭で、平田玉蘊物語
の「木筆花」を。昨年は、林芙美子没後50年記念事業で、放
浪の人林芙美子「花の人」を公演し継続してきた。
 第4回目となる今年は、テアトロシェルネ自主事業として、
尾道出身の行友李風物語「春雨ぢゃ濡れて往こう」。11月
16日(土)午後6時半の開演。
 1・2階席2000円。3階席1000円、学生は全階共通
で700円。マスハラ、DISC33、大沢レコード、テアト
ロシェルネ(tel 0848-25-4073)、テゴー座事務局(tel 0848-46
-3552)でチケット発売中。
 台本づくりに協力、資料提供した前文化財保護委員の畠中美
恵子さんらによる「行友李風ゆかり展」を当日、しまなみ交流
館で同時開催する。
 公演に先立ち、尾道大学生の主導による「尾道テゴー座展」
が、11月5日(火)〜10日(日)まで、本通りの絵のまち館で
開かれる。無料。
 スタッフ
 脚本・演出=駄賀繁男▽舞台監督=山梨千果子▽舞台美術=
西川真理子、小畑美穂、平松潤子、武田奈津子、窪田歩、福島
麻美、原田理絵、藤本敦子、宮狭由起、岩崎望。
 ここまで座長を除く全員が尾道大学芸術学部の大学生。ポス
ター等も全て学生の手づくりによる。
 美術監修=小野環▽劇中劇指導=城尾宗人▽殺陣指導=今川
吉弘▽大道具=江良宗登▽音響効果=永井真介▽篠笛演奏=町
出博和▽時代考証=森山茂▽監修=畠中恵美子▽プロデューサ
ー=田島美鈴。

 「劇中劇」ふんだんに
  「月形半平太」や「国定忠治」

 前記スタッフら裏方20人に、役者が21人と長江小6年生
が3人。そのうち尾大生12人。
 毎週土曜日に県営上屋2号倉庫で、稽古と公開制作をおこな
っている。
 出し物は、李風の妻を主役とする一代記だが、月形半平太、
国定忠治など李風の名作を劇中劇として、ふんだんに取り入れ
ているのが特徴。
 キャスト
 妻静江=石田登喜子▽李風=森修次▽沢田正二郎(国定忠治)
佐原隆広▽白井松次郎(松竹社長)堀賢郎▽同秘書=島谷豊幸
▽殺陣師=水尾伸昭▽辰己柳太郎(定八)中村防人▽島田正吾
(厳鉄)渡辺裕右▽門田浩太郎(役者)門田浩太郎▽座付作家
=出野和弘▽役者=遠藤進、平元成宜▽女優=小畑美穂、窪田
歩▽女将=魚谷有子▽女優ひな菊=斎藤清子▽支配人=吉田和
生▽子どもたち=藤本嗣、松本聡太、長尾愛莉▽芸子染八=高
橋いずみ▽観客=半田朋久、岩崎望、駄賀繁男。

転載責任者メモ:「テゴー」は、一緒に行う、助け合う、手伝うという様な
        意味の「手合(てごう)する」が語源なのでしょう。

        

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