山陽日日新聞ロゴ 2002年10月19日(土)
天女浜神社が祭り盛大に
 
26日夜芸能祭、27日神輿巡幸
 実りの秋の10月は各地で大小さまざまな祭りが繰り広げら
れている。自然の恵に感謝するといったものが今日へ伝わって
いる。今では農作物も年中あり、季節感をなくしつつあるなど、
祭りの意味も変化している。そんな中、自分たちの住む町の祭
りはどのようないわれや意味があるのかを調べてみるのも面白
い。
 そんなおり、向東町の天女浜地区が26日と27日に天女浜
神社例大祭を開催する。今回は例年にもまして大々的に行なう
ことにしている。向東町の天女浜も1つの地区となって26年
を経過、いわゆる4分の1世紀も過ぎた。その昔は塩浜だった
天女浜も住民の結束によって今では319世帯、約1000人の人
口と、向東で2番目の地区となるなど大発展をした。地区住民
の更なる発展を期すキッカケのお祭りにと、盛大な祭りを区画
したとのこと。
 昔から浜に伝わる天女浜神社も今では立派になっている。住
民ぐるみのふれあいを兼ね楽しい、愉しい秋祭りをしようと、
世話役の方らの話も弾んだ。光永区長は「天女浜地区以外の方
もどしどし参加、ひと時を楽しんで欲しい−」と、熱烈歓迎を
語っていた。
 天女浜神社の祭礼は26日が宵宮祭。天女浜の児童公園を会
場に午後5時30分から夜店やゲーム。美味のおでん、お神酒
もある。このあと7時から芸能祭に移り、カラオケ大会。司会
は流暢でお馴染みの田島美鈴さん。オープニングで小川映山さ
んの尺八、村上英美さんの琴。さらに、笑福亭福助さんの落語、
ビクター歌手の黒島幸二さんの歌。GAINバンドの演奏と多
彩。
 27日は天女浜神社を午前9時に子ども神輿が出発、区内を
巡幸する。天女浜は島田筆夫幅区長、祭典委員長は渡辺和利氏。


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