山陽日日新聞ロゴ 2002年10月17日(木)
東山魁夷展
 
自然の感動そのままに
  
白樺美術館 ドイツ・オーストリアへの旅
展示会場
 久保3丁目、尾道白樺美術館で16日、「東山魁夷展」(尾
道市、尾道市教育委員会、山陽日日新聞社など後援)が始まっ
た。11月24日までで、午前9時から午後5時まで。会期中
は無休。
 「ドイツ・オーストリアへの旅」のサブタイトル。東山魁夷
(1908〜99年)は、東京美術学校(現在の東京芸術大)を卒業し
て2年後、1933年からドイツ・ベルリンに渡り3年間、美術史
を学びながら文学、音楽などにも幅広く触れ、「深い森と美し
い湖、合理的で質素な生活は青年の心に大きなものを残した」
と言われる。
 それから30余年経った1969年、夫人を連れて再びドイツ・
オーストリアを4か月にわたって巡り、この時の感動を描いた
水彩画6点とリトグラフ14点、木版画4点を今回展示。古い
町並みや森、海、湖などの自然を感動のままに表現している。
 他に今回注目を集めるのは、魁夷が中学生の時の日記帳や肺
病の兄弟、両親に宛てた葉書など、遺品資料を特別に公開して
いる点。「画家としてだけではなく、文学にも長けていた魁夷
の姿を感じて頂ければ」と話している。
 11月4日午後5時からは会場で、記念講演会「こころの風
景」を開催。行使は追手門学院大学文学部教授で美術評論家の
佐々木徹さん。定員40人。入館料のみで無料だが、申し込み
が必要。電話0848-20-7300番へ。


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