山陽日日新聞ロゴ 2002年9月13日(金)
尾道出身童話作家 横山美智子を伝承
 命日合わせ文学記念室で特別展
「閃光」の表紙  横山美智子
 尾道出身の童話作家横山美智子(1895〜1986年)の命日が、今月
の30日であることから、文学フェア実行委員会は21日から、
市文学記念室で「横山美智子特別展」を開く。昨年に続く2回目
で、10月20日まで。
 横山美智子(本名=黒田カメヨ=写真)は久保尼寺小路(現在
の笠井病院近く)に生まれ、尾道女子高等小学校(現在の久保小)
を卒業し、2年後に文学を志して上京。童話作家の横山寿篤と結
婚、少年少女雑誌「金の船」を主宰発刊。小説「緑の地平線」が
1934年、朝日新聞の懸賞小説に当選し、翌年文芸作家協会会員に
なる。代表作に「級の光」と「嵐の小夜曲」「緑の地平線」など。
91歳で他界、常称寺の墓碑には「遠花火一瞬燃えるおもいあり」
と刻まれている。
 今回は記念室の一室に、スケッチブックや日記、万年筆、色紙
などの遺品30点と、「金の船」(復刻版)や「緑の地平線」、
「わが子に願う 母十三人の手記」など書籍本を特別に展示する。
入館料は300円(中学生以下は無料)、午前9時から午後6時
まで。
 写真は1947年4月発刊の「閃光」。

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