山陽日日新聞ロゴ 2002年8月14日(水)
瀬戸内・尾道テーマ
 来月には 岩波ジュニア新書を
  著書の刊行相次ぐ大林宣彦監督
尾道水道を望む不動明王岩で大林監督
◎・・今春以降、古里尾道をテーマにした著書出版が相次いでい
る大林宣彦映画監督は、岩波書店(東京都千代田区)の岩波ジュ
ニア新書シリーズに執筆、来月20日に発刊されることになった。
◎・・著書名は『ぼくの瀬戸内海案内』。古里尾道の海、しまな
み海道の橋が島にもたらせたもの、木造船の文化、雁木のある生
活、臼杵の待ちづくりなど綴られる模様。(町づくりではない)
◎・・編集を担当するジュニア新書編集部課長、森光実さんは岡
山市出身。子どもの頃から尾道には度々訪れており、その回数は
十数回になると言う大の尾道ファン。「瀬戸内海を語ってもらお
うと言うことで、執筆者は大林監督しか思い浮かばなかった」と
語り、今回も写真撮影を兼ねて2度の来尾。写真家、岩尾克治さ
んと旧市街地をくまなく巡った。
◎・・中学。高校生向けのシリーズ書とは言え、読者層は広く、
「瀬戸内の案内を通して、風景や生活、文化などの見方を学び、
地域の見直しに役立てて貰えるような本に仕上げたい」と森光さ
ん。写真を多く使った内容になりそう。
◎・・監督の著書は、このほど『大林宣彦 がんぼう』(物語)
が角川書店から刊行され、続いて来月の『ぼくの瀬戸内海案内』、
そしてもう1冊、新作映画《なごり雪》をテーマにした執筆が、
現在帰省中の尾道で取り組まれている。
 (=写真は尾道の町並みが一望出来、映画《ふたり》のロケ地
となった浄土寺山の不動明王岩での写真撮影のようす)。

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