山陽日日新聞ロゴ 2002年8月13日(火)
尾道の街を即興で表現
 尾道帆布展 新里さんがパフォーマンス
舞台でのパフォーマンス
 商店街の空き店舗をアトリエにして東京、京都の美大生、尾道
大学美術学科学生が帆布のオブジェを一般公開しながら制作して
きた第3回「尾道帆布展」。13日の会期末を前に11日夜7時
半から土堂中商店街、元道楽跡の帆布展インフォメーションセン
ターで、帆布展をプロデュースした造形作家、新里かおりさんに
よるパフォーマンス「帆布と音楽の夕べ」が開かれ、約100人の
観衆が厳粛にしてユーモア溢れる即興演技に見入っていた。
 元筒湯小の第1回帆布展で学生達の宿泊場所を提供した長江町
1丁目、日蓮宗・妙宣寺、加藤千政副住職が古笛で即興演奏、帆
布の着物できて、顔にはデスマスク、手には船の櫓とおぼしき棒
を持った新里さんが海をイメージした青と白が写しだされた帆布
スクリーンを背に、古笛の演奏に合わせ、また反発するように自
由闊達にアドリブのパフォーマンス。
 黒子役で新里さんの義弟、フリー、傍嶋嵩さんが登場、息のあ
った演奏をみせていた。
 「尾道と初めて出会ったイメージを表現してみました。運河の
ような尾道水道、寺が林立する山手地区、それにお年寄りが沢山
いるのに元気で明るい町の様子をコミカルに加藤さんの演奏に合
わせ踊ってみました。どうでしょう」と汗いっぱい、かきながら、
満足そうな表情をうかべていた。

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