山陽日日新聞ロゴ 2002年8月3日(土)
幻想的な"平安絵巻"
 10日、岩子島厳島神社管絃祭
管絃祭ポスター 海辺の鳥居
 向島町を代表する町指定文化財「岩子島厳島神社管絃祭」が10
日夜、岩子島海水浴場で催される。
 岩子島地区、同社協、同民俗文化財保存会主催。
 三原の筆影山に夕闇が迫るころ、松明をたいた、さいとう木船
を先頭に、大提灯を飾り御神体の天秤を安置した御座船と伴走船
2隻が塩釜神社の沖合を3周回って巡幸。鯨島に上陸、海の守神、
鯨島神社に海運隆盛を祈る。
 夜の帳がおり、鯨島から御座船などが岩子島厳島神社沖合に帰
り、鉦、太鼓、笛による「チャンギリ」、「笙の笛」など神楽の
調べにのり大鳥居前の海面を3回、円を描くようにまわる幻想的
な"平安絵巻"。
 大鳥居に御座船がつくと宮司が出迎えの神事。御神体の天秤が
陸に上がると、リズミカルな天秤太鼓の演奏にあおられ、保存会、
子ども会のメンバーが四方の縄を引っ張り合い、勇壮に厳島神社
を回り、お払い神事。御神体は再び、御座船に戻し、またゆっく
りと海上を巡幸する。
 岩子島管絃祭は安芸の宮島管絃祭の流れをくむ祭りで毎年、町
内外から沢山の人が見物に訪れている。

        


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