山陽日日新聞ロゴ 2002年7月28日(日)
潮風をあび歴史探訪に
 「うたのしま」を海上から1周
海上から因島大橋を望む
 向島町は27日午前、「うたのしまロマン海上散策」と銘打っ
て、チャーターしたカーフェリーで向島を1周、瀬戸の潮風をあ
びながら海から、ふるさとを探訪した。
 遠くは広島市、岡山市などから約150人が参加。尾道大学美
術科、稲田全示、塩川高敏両教授も乗船、移り行く景色をカメラ
におさめていた。
 午前9時半、駅前桟橋を出発、尾道水道の航路を西にとり、海
岸に赤い大鳥居が立つ岩子島厳島神社を右手にみながら布刈瀬戸
を南進。因島大浜の灯台、東洋一美しいと称賛されている吊り橋
の因島大橋、戦国時代、村上水軍が築いていた余崎城址や延々と
続く立花海岸、その背後にそびえる標高283mの観光のシンボル高
見山、朝日が似合う大町海岸、その沖合に浮かぶ無人島の加島。
木材を運搬してきた貨物船が停泊している松永湾。海上から見る
尾道水道はひときわ、人の目を魅了、カメラやビデオを向けてい
た。
 ポイント、ポイントで町文化財保護委員長、吉原照明氏が歌島
と呼ばれてきた向島の史跡や文化財をわかりやすく説明、ふるさ
との認識も新たにしていた。
 航海途中、ビクター歌手、黒島幸二さんが持ち歌「初恋尾道」
など潮風の香につつまれながら熱唱、向井じゅんさんと愉快な仲
間達が「アーモンドの島」、「せとうち旅情」など披露、船旅に
華を添えていた。
 中世のバーチャル尾道に取り組んでいる稲田教授は「海からみ
る尾道、向島の地形、景色は研究材料としてとても参考になりま
した」、塩川教授も絵の創作意欲がかき立てられたと話していた。

転載責任者メモ:本当に景色の良い場所。右が向島、左が因島、
        間を結ぶ白い吊り橋。向島の海岸ドライブは
        気分爽快。カラー写真はこちら


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