山陽日日新聞ロゴ 2002年7月5日(金)
6日に全国放映
土堂小1年生エキストラ出演
 『東京物語』をドラマで
  老夫婦を宇津井健と八千草薫が
尾道の町をバックに宇津井健と八千草薫尾道の階段で児童たち
 小津安二郎映画監督の代表作をリメイクしたテレビドラマ「東
京物語」が、6日午後9時ごろから、フジテレビ系列で全国放映
される。小津監督の生誕100年が来年に迫っていることから、
フジテレビが特別ドラマとして製作、6月に尾道でも撮影が行わ
れた。
 映画『東京物語』(1953年製作、公開)は尾道に住む老夫婦が、
東京に住む子どもの家を訪ねるが、冷たくされるなど淋しさを胸
に帰宅、間もなく妻が他界するストーリー。現代に置き換えられ
た今回のドラマでも、同様の展開を見せるが、クライマックスを
アレンジ、子どもたちが親の温もりや孤独感に気付くなど、新た
なエッセンスを加えているという。
 出演は、老夫婦役に宇津井健さんと八千草薫さん、息子の妻役
に松たか子さん、教師役に小西美帆さん。
 尾道では市文学記念室や浄土寺山展望台でロケーションがあっ
た。土堂小学校の1年生8人(全員)がエキストラで出演。東土
堂町の千光寺新道を、朝登校する場面として収録した。
 当日生放送の「27時間テレビ」の中で放映されるため、スター
ト時間が多少前後する可能性があるという。
 今回のテレビドラマはテレビ用にビデオで撮影されており、公
開から50年近く経った現在でも語り継がれている映画『東京物
語』(当然35mmフィルム)に内容、技術的にどこまで近づけるか?
題名も同じだけに、どうしても作品性が比較対照されることにな
りそう。
 =写真左は、尾道の町が見渡せる文学記念室で宇津井さんと八
千草さん。右は千光寺新道で土堂小児童のエキストラ出演のよう
す(尾道市提供)。


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