山陽日日新聞ロゴ 2002年7月4日(木)
全国から鑑賞団体の120人集まる
 山田洋次監督ら講師に
  2泊3日文化学ぶ 8月に尾道で「映画大学」を
山田洋次監督尾道水道風景写真を使った映画大学ポスター
 この夏、映画上映にカンするアカデミックなイベントが、尾道
で開かれることになった。第31回「映画大学」−。全国各地で
自主上映や鑑賞会、普及活動を実践しているグループが集まる
「映画鑑賞団体全国連絡会議」(全国映連)の恒例学習会で、今
年は映画の町として尾道がその会場に選ばれた。120人規模で
全国から一堂に会し、2泊3日で映画を語る。
 「映画大学」は、文化と映画運動を学ぶ場として1971年にスタ
ート。毎回、映画製作者や文化人を講師に招き講義を重ねる。広
島県内では、8年前の広島市についで2回目。その8年前には、
大林宣彦監督が講師に招かれている。
 8月23日(金)、24(土)、25日(日)の2泊3日、会
場は駅前のグリーンヒルホテル尾道。現地事務局は呉映画サーク
ルが務める。
 講師は『男はつらいよ』で知られる山田洋次映画監督ら7人。
それぞれ講師とテーマ、代表作などは次の通り。
 「えひめ映画を撮り終えて」磯村一路(映画監督)=映画
『Shall We ダンス?』ではプロデューサー。最新作は大三島で
撮影した『船を降りたら彼女の島』。
 「カメラを廻しながら思うこと」川上皓市(撮影監督)=『橋
のない川』で毎日映画コンクール撮影賞。最新作は9月に尾道で
も上映会がある『折り梅』。
 「ハリウッドを読む」山田和夫(映画評論家)=全国映連顧問。
近著「映画で世界を読む」でアメリカ映画のグローバルな魅力と
魔力を探る。
 「初の本格時代劇に挑む」山田洋次(映画監督)=『男はつら
いよ』や『学校』が知られる。瀬戸内を舞台にした『故郷』では
尾道ロケも行っている。初の時代劇『たそがれ清兵衛』を今秋公
開。
 「ドキュメンタリーはなぜ嫌われるのか」吉永春子(テレビプ
ロデューサー)=三原市出身。TBS報道局勤務。著書に「謎の
毒薬 推研帝銀事件」や「七三一 追撃・そのとき幹部たちは...」
など。
 「映画の未来はどうなる?」ナウーム・クレイマン(映画学者)
=ロシア国立中央映画博物館長。ベルリンやロカルノ國際映画祭
の審査員を務める。ビデオ紹介を交え21世紀の映画を語る。
 「EUとヨーロッパ映画」竹内博英(立命館大学教授)イタリ
ア映画の評論多数。
 一般参加費は宿泊。夕朝食付きで46,000円、両方とも無しで
30,000円。1日参加は23日と25日が1万円、24日が15,000円。問
い合わせは0823-24-0217番へ。
 尾道キネマクラブが(花本健治会長)が加盟を検討中という。


ニュース・メニューへ戻る