山陽日日新聞ロゴ 2002年4月23日(火)
4か寺で茶会
 
21日日曜 春観音や花供養など
  春雨に風情を楽しみ牡丹見物も
浄土寺と慈観寺 春の催し風景
 21日の日曜日、市街地の4か寺で法会や戦没者慰霊祭、茶会な
ど催され、降りしきる春雨の中、ツツジや牡丹など咲き誇る古寺め
ぐりコースを辿る観光客や茶会をはしごする和服姿の女性らアチコ
チでみられた。
 恒例の春観音大法要が営まれた東久保町、真言宗浄土寺(小林海
暢住職)では、同朝10時から国宝の本堂で般若心経万巻経祈願会
が、つづいて阿弥陀堂で大草流包丁式が奉納され、方丈と露滴庵を
結ぶ庭園で茶筅供養もあり、午後からは稚児行列が繰出し、観音茶
会や福寿茶会が設けられるなど、本尊十一面観音の御利益をと、千
人を越える参詣者らで賑わった。
 また西久保町、真言宗西国寺(麻生章雄住職)では、遺族会によ
る春の戦没者慰霊祭が同朝10時から金堂でしめやかに執行され、
関係者約5百人が参加、市内の戦死・戦役病死者3327柱の霊を
慰め、冥福を祈った。
 また午後1時からは大師堂で恒例の花供養が行われ、あわせて書
院などで表千家と裏千家の茶席が設けられ、弘法大師の徳を偲んだ。
 さらに茶道裏千家淡交会尾道支部青年部によるぼたん茶会が長江
1丁目、時宗慈観寺(河野良道住職)と東土堂町、曹洞宗天寧寺
(小形元信住職)で開かれ、それぞれ千人を越える愛好者や観光客
らが訪れ、両寺を回ったイングランドから来日している中学校英語
助手ミッシェル・ルイジャンさんとジェーン・アードレイさんは
「美しい花を見て、伝統の文化を体験させていただき、いろいろ勉
強になりました」と目をかがやかせていた。
 写真上は浄土寺での茶筅供養。下は慈観寺でお茶を嗜む中央左か
らジェーンさんとミッシェルさん。


ニュース・メニューへ戻る