山陽日日新聞ロゴ 2002年4月17日(水)
多島美世界に発信
 文化、歴史、自然にふれる船旅
  
瀬戸内海島めぐり航路
   尾道など12寄港地乗り降り自由に
瀬戸内海島めぐり航路のルート
 エーゲ海に優るとも劣らない瀬戸内海の多島美、国内外の観光客
に海をつたって観光を満喫してもらおうと新年度、県は「瀬戸内海
島めぐり航路」を開設、世界に発信していく。
 島めぐり航路の寄港地は東から福山鞆港〜尾道港〜三原糸崎港〜
因島重井港〜瀬戸田港〜大三島宮浦港〜大久野島港〜大崎上島木江
港〜大崎下島御手洗港〜上蒲刈県民の浜〜下蒲刈蒲刈港〜呉港〜広
島宇品港〜宮島厳島港の14か所。
 "東西から乗り降り自由な船旅"をキャッチフレーズに1日東回り
と西回りの2隻の高速船を運航する。東回りは糸崎港を起点に尾道
港から鞆港を経て蒲刈港で折返し、一方西回りは宇品港を振り出し
に厳島港、呉港を経由して瀬戸田港でUターン。2隻は朝8時頃に
共に出港、夜7時〜8時頃、三原、宇品に帰港、東、西と同時運航
するため1寄港地あたり4〜6回の便数が確保され、それぞれの島
で十分に時間が確保され、観光できる。また観光客は気に入った島
や沿岸各港で下船でき、拘束されない自由な船旅を楽しめる。船賃
はまだ設定していないが約5000円前後を見込んでいる。
 事業費は2800万円で県が900万円、尾道市が10万円など寄港
地市町村負担金220万円、残りは船賃収入などで、近く行政や観
光協会、旅行代理店、船会社などで実行委員会を立ち上げ、具体的
な検討に入り、5〜6月頃には具体的計画を作成する。
 島めぐり航路の運航時期は決まっており9月20日から11月23日の
金・土曜日。これに合わせ旅行代理店ではオリジナルな旅行商品を
企画中で、例えば1日コースとして「江戸時代朝鮮通信使の足跡を
たどる旅」と称し、大崎下島の御手洗町並み保存地区、下蒲刈松濤
園、大三島大山祇神社を組み合わせ尾道か鞆で下船し宿泊するコー
スや2日観光では尾道や竹原など組み入れた「瀬戸内の歴史と文化
にふれる旅」など企画を練り上げている。
 寄港地市町村の受け入れ体制として港から観光施設への交通手段
の確保や観光、宿泊、食事土産品など情報提供。トイレ、休憩所な
ど標識案内板の設置、そして何より観光客を迎え入れる地元ガイド
やボランティアの育成、人材確保をあげている。
 「瀬戸内のツーリズムゾーンを形成する一環の事業で海から瀬戸
内海の魅力をアピールしていきたい。南北ルートはしまなみ海道で
よく知られているが海を東西に行き来するルートはこれかでないだ
けに話題を呼ぶのではないでしょうか」(県観光振興室)と期待を
かけていた。それに観光客受け皿作りのハード、ソフトの拡充は欠
かせないと話していた。

転載責任者メモ:これは旅行社の企画次第で大変楽しい旅に
        なりますね。景色は間違いなく良いですし。
        瀬戸内海の多島美は、よほどの霧でない限り
        晴れでも雨でもそれぞれ美しいと思います。

        土地勘のない人が個人旅行にこれを組み入れる
        には、かなりの計画準備が必要になりそう。それ
        だけに、旅行社のツアー以外の人でも行ってみる
        気になる「モデルコース設定」をしてあげて、
        それを広めるのが肝要かと思われます。
        とにかく満足度の高い旅になるのは間違いないです
        から、色々なパターンの旅のヒントを用意してほしい
        ですね。時刻表と組み合わせて具体的に。


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