山陽日日新聞ロゴ 2002年4月3日(水)
桜満開の千光寺山
 向島歩こう会 尾道百碑めぐり西部版
桜の下を歩くメンバー
 向島歩こう会(藤田久登会長)は31日、「尾道石碑めぐり」西
部版として千光寺山や三軒家町の済法寺など見て回った。
 桜が満開とあって参加者は110人を超えた。
 林芙美子の遺跡碑から持光寺下の二階井戸、光明寺の頒徳碑や陣
幕久五郎の句碑などを見て、尾道文学公園に着き最近建立した麻生
路郎、霞み葭乃の川柳句碑、志賀直哉の暗夜行路碑など藤田会長の
説明に聴き入っていた。
 路郎の句「おれに似よ俺に似るなと子を思い」や葭乃の「飲んで
欲しやめてほしいと酒をつぎ」は参加者の共感や笑いを呼んでいた。
 旧千光寺公園で吉田茂が揮毫した英霊塔は知らない人が多く熱心
に碑文を読んでいた。鼓岩では頼山陽の詩の一節「一万瓦半ば暗く
して帆影斜なり」など表現力豊かな先人の徳を偲んでいた。
 三軒家町、曹洞宗済法寺では物外和尚門人碑などみて、希望者30
人が同寺裏山にある高さ8m余の大釈迦如来の磨崖仏のあるところ
まで登った。新田節子さん、高原洋子さんの2人が導師になり、般
若心経をとなえ、みんなで唱和した。
 豊田恕子さんは「歩こう会でこんな冒険は初めて、岩場のこわか
たこと、我ながらよく登ったもので生涯の記念になります」と感想
をのべていた。


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