2002年2月27日(水) JA向島町 味覚抜群のヒット商品 デコポンの出荷はじまる |
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柑橘のヒット商品、デコポンの出荷がJA向島町で始まった。 デコポンは香りの良いポンカンと果汁たっぷりの清美をかけあわ せた、先がとがり、皮がごつごつとした、徳利を思わせるユニーク な形で種もなく全国的評判を呼び、近年の柑橘では大ヒット。熊本 県が主力産地で広島県では瀬戸田、向島、大崎が栽培に力を入れて いる。 向島町では約80戸が6ヘクタールで栽培、今年の収穫量は50 トン。2月初旬から中旬にかけ取り入れ、23日からハウス物を初 出荷、3月中旬まで露地物が出回る。 今年は昨夏が暑く、糖度は13度以上、甘いのは15度にも達し、 酸もすわり味覚は抜群。 JA向島町選果場ではパートの主婦らが12個から24個の5kg 入りの化粧箱に詰め、日本1の青果市場、東京新宿市場をはじめ新 潟市場に送っている。秀品は1kgあたりの卸単価は600円と前年 並み。果物店の店頭に並ぶと1個300円もする最高級品もある。 このデコポンに続くのは「はるみ」。デコポンと同じくポンカン と清美をかけあわせたもので兄弟の柑橘。とんがっているデコポン に対し、はるみは形は真ん丸で味はまろやか。はるみの生産量はま だ少なく、JA向島町単独では産地形成出来ず、県内全体で共同出 荷している。 |
転載責任者メモ:「酸がすわっている」という表現は初めて聞き
ましたが、柑橘類の美味しさは酸味があっての
ものですね。でも立っていてはいけなくて、
甘さのそばに控えてすわっている。そんな感じ
でしょうか?>JAさん