山陽日日新聞ロゴ 2002年1月27日(日)
三成八幡神社
 地域住民が一体となり境内の整備を

  『郷土の文化の中心に』
   広島県神社庁 善行の高垣、釜出さんに感謝状
三成八幡神社の石段に立つ住民たち 境内への八重桜植樹
        老人クラブによる八重桜植樹
 自然の懐に抱かれる美ノ郷町、三成八幡神社の境内が、敬神の念
厚き里人らの奉仕により地区民の憩いの場として整備され、このほ
ど社殿への石段に手摺が取付けられ、その功績により近くの高垣さ
んと釜出さんに県神社庁から感謝状と木杯が贈られた。
 三成八幡宮は、旧三成、猪子迫、白江を社城(約8百戸)とする
氏神。栗原八幡宮から分霊をうけ寛永13年(1636)再建されたもの。
戦後、荒廃していたが、建物の修復にあわせ5段構えの広い境内を
住民の癒しの場にと桜や梅、紅葉など計画的に植え、あわせて鳥居
の大しめ縄や拝殿の鈴の振り鳴らし、幟など住民の奉仕で整備。例
祭や各種会合、マラソンなどの行事、花見など利用されている。
 それだけに拝殿までの約50mにおよぶ石段には高齢者や体調不
良の方でも参拝できるようにと、高垣さんと釜出さん、4年前に亡
くなられた瀬戸さんの遺族が供出し、スチールパイプ製の手摺を取
り付けたもの(写真左)。
 3人には神社からも感謝状をだし、参道の玉垣に名前を刻み、そ
の功績を永く伝える。
 総代長を努める坂原さんは「せち辛い世の中にあって名もなき人
達の善意を多くの人達に知ってもらいたい。これからも神社の由来
を記した石碑を立てるなどして、神社を地域住民の魂の拠り所、郷
土の文化の中心にしたいと願っている」と話していた。


        


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