山陽日日新聞ロゴ 2002年1月17日(木)
観光シンボルマーク
 民間での活用も奨励を
  最優秀賞西野さん『人に優しい町尾道』を表現
尾道シンボルマーク←実物は細かい縦縞模様無し
 尾道市の新しい観光シンボルマークが15日午後発表され、最優
秀賞を受賞しマークへの採用が決まった和歌山市のグラフィックデ
ザイナー、西野通広さんへの表彰が市役所で行われた。
 全国42都道府県から寄せられた484人の812点について、
選考にあたった稲田全示・尾道大学美術学科教授(審査副委員長)
が審査方法、経過について説明。「最優秀作品は、親しみのあるタ
ッチと表現で、海と島、空、橋が抽象的に配置され、色彩さわやか
で瀬戸内・尾道の未来を予感させ、雄大な作品で高く評価された。
入賞以外にも素晴らしい作品がたくさんあった」と講評。今後時と
場合によっては、『おのみち』などという文字を入れて使うことに
なると説明した。
 西野さんは「25年前に尾道を訪ね、当時の千光寺山からの眺め
のイメージと、インターネットで調べた現在の尾道の様子を合わせ
て表現した。右の渦巻きは並みと同時に『風』に表している。『人
に優しい観光都市』が作品のテーマ。4つの作品を描いてみて、最
後に仕上がったのがこれ。2週間ほどで制作した」と話した。
 審査委員長の亀田市長は「初めはどうかな?と思ったが、じっと
見ているとシンプルで近代的で良い作品。ブルーの海、180度イ
メージを転換させた」と感想。これまでのシンボルマークは、博田
前市長が初当選の79年に制作。「前作は、波の形が船を沈没させ
る『立ち波』と言われる形になっていて、私をはじめ海運業の多い
尾道では、イメージの良くないデザインだった」(亀田市長)と新
しいマークの募集要因について話した。
 市では新年度から、市境の標識、住民票の台紙、観光バスのマー
クなどを前作から順次変更していく。新たにバッヂやTシャツなど
土産物の開発も手掛ける予定。また民間での活用も奨励していく。
 作者の許可が得られた応募作品約800点について、18日から
31日まで、駅前の港湾ビルと交流館ロビーで展示する。会場では、
最優秀賞以下の優秀賞や佳作、選外作品について、企業や商店、個
人での使用希望の作品があれば、作者(著作権者)の連絡先を教え
ることにしており、市民レベルでの活用を呼び掛けていく。
 優秀賞=神奈川県、高垣さん(画家)▽兵庫県、荒木さん(学生)。
佳作=福山市、水本さん(主婦)▽埼玉県、渡辺さん(会社員)▽
広島県、国狭さん(グラフィックデザイナー)。


転載責任者メモ:全体がライトブルー(海と山)。左上部に「やまなみ
        (稜線)」を表す緑色の並線(尾道三山も)。その下
        が赤色で大橋。下部が上から白色、ピンク、ピンクで
        3本の波。右側の螺旋が黄金色の光(夢や希望)。
        モノクロ印刷で線を明瞭に出すために全体に縞模様が
        出たが、実際にはライトブルーのベタ。
        (前日の山陽日日新聞の説明記事より抜粋)

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